あいにくの曇り空でしたが、生徒の活気とやる気でそんな状況は関係ありませんでした。
昨年度は、学年ごとに開催した相中ピックでしたが、今年度は、縦のつながりを大切にしたい委員の気持ちがありました。時間短縮、行事を精選することで全体での体育大会を開催することができました。
今年度は、競技内容を考え直したことで全員が参加する種目となりました。だからこそ、個々を生かして集団で動く、喜びをみんなで分かち合う機会も多くなりました。競技に不安そうな子にそっと寄り添いサポートしてくれる子がいて、そのおかけで競技に参加できたというエピソードも聞きました。順位発表のときには、自分の色だけでなく、他の色にも拍手を贈るクラスもありました。そういう姿があったからこそ、終始全体にまとまりのある雰囲気づくりとしてつながったのだと思います。
そして、ここまでリーダーシップを発揮した３年生、初めてながらも一生懸命取り組んだ１年生、３年生と１年生をしっかりとつないだ２年生、各学年目的意識を持って取り組んだ成果だと思います。
委員長の話の中には、
「昨年度は学年ごとの開催で、縦のつながりがありませんでした。でも今年度は午前中でしたが全体で行えたことが良かったです。また、みんなが楽しそうに参加していたので、それが一番良かったと思います」という言葉がありました。
また、終わりの言葉の中にも
「できることを工夫して考えることの大切さを学びました。このことは、これからの生活にもつながると思います。」という話がありました。
やはり環境ではなく、一人ひとりの想いや前向きな気持ちが大切なのだと改めて感じました。そしてそう思わせてくれたみなさんに合唱コンクールに引き続き勇気をもらいました。本当に素晴らしい体育大会、感動ある瞬間を創ってくれたみなさんに感謝しています。ありがとうございました。
保護者の皆様におかれましては、体育大会開催に向けて、参観の自粛等についてご理解とご協力いただきありがとうございました。
