1枚目
係活動や当番活動、実行委員に委員会、さらには自主的な活動などが活発化してきました。しかしその反面、困ったことが起きていたのです。
「多目的室」を巡るトラブル。
「使いたいのにもう使っている」。
「使っていたら他の人たちがきてうるさかった」などなど。
でも、そもそも「多目的室」はみんなのもの。誰かの都合で独占することなんてできません。そんな話を帰りの会でした翌朝のことです。
「ちょっといいですか?」と一人のカラフルmakerが朝の会でみんなに話し始めました。
なんと、多目的室の予約表を家で作ってきたというのです。
そして早速それを設置し始めました。
その姿に強く心を打たれました。
課題が起きたら改善すればいい。
そう、PMIの考え方です。そして考えるだけでなく、すぐさま「行動」に移したのです。
2枚目
学年で大切に飼っているメダカ。そのうち一匹が亡くなってしまいました。
大切にしていたからこそ、その事実を重く受け止めてほしい。
そして大切にしてほしい。みんなで守っていきたい。
またしてもカラフルmakerが動きました。
「お参りしたい人は・・・」
と呼びかける文面からはメダカへの溢れんばかりの「愛」を感じます。
メダカの飼い方やお世話の仕方もしっかりと示しています。
もう二度と、同じ過ちを繰り返さないために。
大切な命を守り抜くために。
「やらない」理由や「言い訳」を考えることはとても簡単です。人は得意です。
それでもカラフルmakerは「やる」のです。その理由を聴くとさらに感動が増します。
「だってみんなが困っているから・・・」
「まちがえたって」「トラブルが起きたって」そんな「ピンチ」を「成長のチャンス」に変えることができる。「自分まかせ」で。
これこそ「これからの時代」に必要な力ですし、カラフルmakerはその力を身に付けているだけでなく、発揮することができるのです。
 
 
2023年 5月 26日 (金曜日)
5年: 【カラフルmaker】巻き込む 8時05分
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