いよいよ、６月１日（月）から分散登校での学校再開となります。皆さんに会えるのを先生たちは楽しみに、現在色々な準備をしています。
「３年生の皆さんへ」このタイトルで送る最後のブログになるでしょうか？
前回の近藤先生に続いて、今日は３年副担任内村がオススメの作家を紹介します。
内村オススメの作家は、平野啓一郎です。
私が本を購入するのは、旅行先が多いです。好きな作家物や本屋大賞などの書店員さんオススメポップを参考にしています。この作家に出会ったのは、横浜駅の書店だったと思います。何冊か買った中の一冊でした。
皆さんは、読んだことがありますか？私は、初めて読む作家でした。平野さんからのメッセージの中に、小説の読み方は自由です。物語を楽しむ人もいれば、登場人物に共感する人、文章の美しさを求める人、様々な要素が調和して、日常と非日常とが結び合わされる世界が体験されるならば、それは理想的です。私が出会った最初の作品は、「マチネの終わりに」でした。まさにこの作品を読み終わった後、主人公たちに共感し、文章の美しさから見えてくる風景に感銘し、この作家の他の作品と読んでみたい。そんな気持ちにさせてくれえた一冊でした。
残念ながら、学校の図書室にはこの「マチネの…」はないようです。新刊コーナーに「ある男」が紹介されていて、とても嬉しくなりました。勿論、私の本棚にも並んでいます。
学校の図書室には、色々な紹介コーナーが設置されています。今、様々な本が映画化やドラマ化されています。先に映像から物語を読み解くのも読書の楽しみの一つだと私は思います。学校再開後、是非図書室に足を運んでみてください。きっと、自分に合った作家に出会えるはずです。
