2020年 4月 24日 (金曜日)

2年: 2年学級通信「担任の思い」4/24号

「みなさんに知ってもらいたいこと」

 みなさんは、この休校中に何かやりたいことや、自分にできることを見つけましたか?
 私は、学校が始まらず、みなさんと過ごせる時間が無くとても寂しく思っています。本来であれば、授業や学級活動の中で伝えていきたいなぁ。と考えていたことをこの場を借りて少し伝えられたらと思っています。
 みなさんに、自己紹介のときに少しだけお話しましたが、私は、2017年7月〜2019年7月まで、アフリカのザンビアという国で青年海外協力隊員として活動していました。具体的には、ザンビアの中高等学校で理科の教員として現地の子どもたちに授業を行っていました。アフリカの学校というとどのようなイメージを持っていますか?教室がない、机がない、イスがないなど・・・きっと、何かしら、不足している不便な場所をイメージしますよね。でも、実はちがうんです。もちろん、日本のように整った学校設備ではありませんが、ザンビアで働いていて、不便さは感じられませんでした。それは、物品が不足していても、みんなが工夫しているからです。人間は、不足してしまうとそれだけで、マイナスに感じてしまいがちですが、工夫すれば何でも解決できるのです。何かが不足しているなら、何か工夫すればいいのです。

 私は、アフリカでの経験から、不足しているものに対する工夫を考え、実践していくことで道は拓けるのではないかと思っています。少なくとも、考えた過程は今後の人生の大きなエネルギーになるはずです。まずはできる工夫から、やってみましょう♪
 原田 尚恵

 

 

 
6時52分