教育研究発表会


かわる 教育研究発表会 開催報告            

 平成28年8月23日(火)に、相模原市教育研究発表会を開催しました。
 午前は「深める」、午後は「広げる」というテーマを設定し、市民会館など周辺5会場で10の分科会を行いました。暑い中、教育研究発表会に1360人の参加があり、盛況のうちに会を終えることができました。

◆◆◆分科会◆◆◆

 午前、午後に、テーマ別の5会場で、市立小・中学校の教職員をはじめ、市民の方々、公民館や保育園、幼稚園、子ども園、高等学校の職員、青少年相談員など、たくさんの方々のご参加をいただきました。
 すべての発表が子どもたちの健やかな成長を目指し積極的に取り組まれた研究・研修の成果や、教育実践の報告でした。発表をもとに協議を行う中で、様々な教育分野の方々が交流し合い、お互いの役割や活動を理解し、連携を深める場、協力を広げる場となりました。

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〜 参加者の感想 〜

■第1分科会 輝く子どもの姿をめざした授業づくり(1)
○地域の想いを子どもに感じさせることが大切だと感じました。自校でいかせる具体的な事例を学ぶことができて、たいへん良かったです。
○ICT機器を活用した教育の可能性が深まってきて大変興味深く発表を聞かせていただきました。本校でも活用したいと思います。
○他校・他教科の先生方と協議ができたので、授業づくりに対する視野が広がる機会になりました。
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■第2分科会 輝く子どもの姿をめざした授業づくり(2)
○アクティブ・ラーニングの実践例や様々な授業改善のポイントを知って、2学期に行う授業への活用ができると思いました。子どもが楽しく学び、わかったと実感できるように、日々工夫していきたいと思いました。
○「書くこと」について、ポイントを押さえた実践報告でとても参考になりました。また、授業改善についても実践が多く紹介されて参考になりました。
○協議や意見交換の時間が多く、異なる考えに触れることができて良かったです。また、意見交換の中で、自分自身の考えも深まって大変良い機会になりました。
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■第3分科会 共通のビジョンで子どもをはぐくむ組織の力
○学校の危機管理について改めて見直すことができました。管理職だけで対応するのは難しく、私たち職員一人ひとりが「危機に強い学校づくり」をめざしていかなければならないと感じました。
○虹色ネットの活動、はずかしながら、本日初めて知りました。立ち上がった経緯、今までの活動、ともにすばらしく、就学指導委員会をどの様に構成し、展開させるか等、お力をつくされた先生方の努力が聞けて本当に良かったです。
○どちらの発表も、発表者の話を聞いた後、グループ協議があり、それが色々なことを考える機会になりました。発表内容や事例をもとに話し合うことが多かったので、大変勉強になりました。
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■第4分科会 一人ひとりの育ちをつなげて見守る支援教育
○支援のアイデアの数々がすばらしかったです。計画的で細やかなアプローチの仕方がとても勉強になりました。子どものための本当にあたたかい支援が感じられました。
○大学や幼稚園で研修や研究を受けた先生方の具体的な取り組み例、成果を知る機会が増えるのは良いと思いました。短時間で盛りだくさんの内容を聞くことができました。来年度も一日参加したいと思いました。
○発表者の方々の熱い思いや理想が伝わりました。次の実践者は受信者である我々です!共に頑張りたいと思います!
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■第5分科会 豊かな心をはぐくむ人とのかかわり
○子どもたちが実践したもの(新聞紙タワー)を実際に体感でき、一緒に協議することができたので、意見交換がしやすかったです。「明日使える!」わかりやすい具体的資料があり、とても役立ちそうです。
○自治活動の発表はとても参考になりました。生徒会担当としては、とてもありがたいです。すぐに実践してみたいと思える提案でした。
○一方的な発表、聞くだけの研修ではない、ワークショップ型がとても良かったです。職種や立場の違う様々な参加者が、意見や考えを交流し主体的に学べる場で大変良かったと思います。
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■第6分科会 学びをつなぐ幼児期からのかかわり
○幼・保・小連携について、幼稚園・保育園の取り組みや小学校への接続などを考えることができました。自分の園でも参考にしていきたいです。
○同じ市内でも地域が違うことで、子どもの実態や取り組みに大きな違いがあることにおどろきました。どの発表も、子どもたちの健やかな成長や主体的に生きる力をつけさせることを考えた取り組みで、大変素晴らしかったです。
○小学校の教員ですが、今回の実践をお聞きして、同じ地域にある幼稚園・保育園ともっと交流の機会できれば良いなと感じました。参加できて良かったです。
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■第7分科会 家庭に寄り添う子育て支援
○地域事業について知りたいと思い、こちらの分科会に参加しました。大学教授の新しい知見や、先生方が普段実践されている授業展開など、多面的にお話を伺うことができて良かったです。
○市民として拝聴しましたが、現在子育てしている身として、とても勉強になりました。家族で協議して、子育てをもう一度頑張りたいと思いました。小学校へ入学するまでの間に、こんなに努力されている方々がいることを改めて学ぶ機会になりました。
○教員という立場で考えられる内容と、母親としての立場で考えられる内容。2つの立場で考えを深めることができました。様々な立場の人が集まる場であるので、協議の時間がとても有意義でした。参加型がやはりためになります。
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■第8分科会 地域性を活かした子どもの育成(1)
○PTA・高・中の先生方など様々な立場の方たちからのお話が聞けました。今年度のように幅広い分野の学校等からの発表が聞けると、参考になります。
○学校・地域・保護者など連携をし、子どもを育てていくことの大切さが学べました。小規模学校だけでなく、自分の学校のような大規模校でも取り組めたらと思いました。
○どの発表も新たな学びがありました。やはり地域性が学校教育に大きく関わると感じました。動画や実践例などを用意してくださり、分かりやすくて良かったです。
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■第9分科会 地域性を活かした子どもの育成(2)
○学校教育の専門家ではありませんが、本日の教育研究発表会はとても興味深く、楽しく、ためになるお話でした。子どもたちをもっとよくしようとする熱意が伝わってきました。青少年相談員やコーディネーターの役割を知る機会にもなりました。
○宇宙教育センターの学校支援活動は大変興味深かったです。2学期から使える実践例であったので、とても為になりました。相模原の宝ともいえるJAXAとのつながりを大切にしていってください。
○学校教育以外の方々のすばらしい実話を聞くことができて、とても勉強になり、視野が広がりました。各活動がどのようなかたちで教育につながっているのかが、よくわかりました。
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■第10分科会 子どもの可能性を広げる多様な交流
○普段、社会教育の方と接点をもてる機会は少ないので、今日発表を聞けて大変有意義な時間となりました。行政、NPOはじめ、学校以外の団体の方々が、子どもたちの健やかな育成のために活動されていることがよくわかりました。
○子どもどうしの交流だけでなく、地域や大人との交流の場があることで、子どもたちはより豊かになると思いました。アートラボやキッズタウン、プレイパークのことを自分の学校の児童や保護者の皆さんに宣伝したくなりました。
○子どもの成長に関わる様々な機関の方のお話を聞くことができる良い機会だと思いました。社会のいろいろな角度から子どもを見守る目があることの大切さを伝えるこのような分科会が来年度もあると良いと思います。
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