教育研究発表会                 


ともに見つめ ともに創る 子どもの未来
平成29年度

 平成29年8月22日(火)に、相模原市教育研究発表会を開催しました。
 市民会館など周辺5会場で10の分科会を行いました。暑い中、1426人の参加があり、盛況のうちに会を終えることができました。

◆◆◆分科会◆◆◆

 午前、午後に、テーマ別の5会場で、市立小・中学校の教職員をはじめ、市民の方々、公民館や保育園、幼稚園、子ども園、高等学校の職員など、たくさんの方々のご参加をいただきました。
 全ての発表が子どもたちの健やかな成長を目指し積極的に取り組まれた研究・研修の成果や、教育実践の報告でした。発表をもとに協議を行う中で、様々な方々が交流し合い、お互いの役割や活動を理解し、連携を深める場、協力を広げる場となりました。

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〜 参加者の感想 〜

■第1分科会 輝く子どもの姿をめざした授業づくりT
○どちらの発表も「必然性」をもたせることが大切であると感じ、それは、全ての教科に共通したものであると思いました。必然性が学ぶ意欲へとつながっていくことを今後意識し、授業づくりに取り組んでいきたいと思いました。
○どの取組に関しても、他の教科や活動に応用できるものになっていると感じたので、本日の発表をふまえてこれからの教育活動にいかしていきたいと思いました。
○小・中学校での取り組みや、意見交換などで保育の中でも活かせそうなことがあったので良かったです。
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■第2分科会 輝く子どもの姿をめざした授業づくりU
○図書館の発表は、2学期から取り入れたいことがたくさんありました。算数・数学の授業づくりでは、指導書に頼りすぎず、子ども達が「考えたい!」と思えるような発問を考えていきたいと思いました。
○初任者のため学校図書館の活用の仕方があまりわからなかったのですが、今回の発表を聞いて、図書整理員さんと協力したり団体貸出を利用してみたりなど、やってみたいことができました。
○図書整理員という立場で、先生方とグループ討論できて有意義でした。図書整理員が必要とされていることに嬉しく思い、またさらにお役に立てるように頑張ろうと思いました。
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■第3分科会 輝く子どもの姿をめざした授業づくりV
○他校の先生方との意見交流ができてよかったです。県外研修の報告のみではなく、研修の成果を自校でどのように活かしたかという実践が聞けて良かったです。
○森先生の「なぜICTなのか、紙媒体でもできることをICTで行うことの理由」という視点がとても大事であると感じました。ICTの必要性を再認識出来ました。
○教育的効果を高める「振り返り」について、日頃の取りくみを私たち自身が再認識し、実戦に向けた討議もできました。ICT機器の先進校での取り組みは現代の子ども達にとって必要な技術です。さらに表現での事例には納得です。授業に積極的に取り入れていこうと思います。3Dプリンタ、カッティングマシンなど使えるかな…と時代の流れに驚きです。特にレゴEV3については中学生の高度な技術にびっくりですが、子ども達が楽しく学べるよい教材だと感じました。
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■第4分科会 一人ひとりの育ちをつなげて見守る支援教育
○私たちが確かな知識をもち、見通しをもって誠実に子ども達と関わることの大切さを再認識することができました。協議の時間も有意義でした。
○一人ひとりの子どもを大切にするために、実態をつかみ保護者との信頼関係を大切にし、担任だけでなくチームで支援し、取り組んでいくことが必要だと実感し、一歩前に進みたいと思います。子どもの今を大事にしながら、成人になったときのことを常に頭に、支援方法を考えていきたいと感じています。
○3本の発表はどれも大変参考になりました。袴田先生の「困った子」から「困っている子」への教師の意識転換が重要だという言葉が心にのこりました。発達障害のある児童や生徒に対して教師は障害に対して認識を高め、支援のあり方をさらに学んでいく必要があると思いました。また、本校の支援体制に生かしていきたいと思いました。
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■第5分科会 いきいきとした組織づくりの実践
○細川先生の話を聞いて、改めて子ども達との向き合い方についても考えさせられ、また明日か頑張ろうという気持ちになりました。西岡先生の話を聞き、子どもたちがキラリと光るような手伝いができればと考えさせられました。とても勉強になりました。
○協議の中で、普段悩んでいる部分について相談に乗っていただくこともでき、有意義でした。発表を聞き、今後に活かす努力をおこたらずにやっていきたいと思います。
○とても貴重なお話を聞くことができ良かったです。どちらも、"やってみよう”と思えば実行していくことができるものなので、できることからやってみたいと思います。
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■第6分科会 子どもの可能性を広げる取り組みT
○様々な所属の方の話を聞くことで、教育における不動の考え方を再認識すると共に、新たな視点や指導方法について学ぶことができました。幼保小中高・保護者・地域との連携の大切さを痛感しました。
○1つの分科会に保育園、幼稚園、こども園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校など入っていると育ち、学びの連続性が見えていいなと思いました。
○子どもの可能性を広げる取り組みとして、最後の発表者に相模原総合高校の生徒の発表が聞けたことはとても有意義で、子どもの可能性の姿を見られたような気がします。自分なりの思いを自分なりの言葉で伝える姿、大切に育てていきたいと思いました。とても立派でした。
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■第7分科会 子どもの可能性を広げる取り組みU
○手作り布絵本・布おもちゃ等がすごくよかったです。保育園の中でも、使用したら子ども達も喜んで見てくれるかなと感じました。自分が小・中学生の頃とは違い、先生方も色々なことを考えて、タブレットPCなどを使用することにより楽しく学ぶことができるのは良いなと思いました。
○教職員の立場として参加しましたが、今回の分科会では自分の子育てについてもみつめることができました。子ども達と学校・地域・社会で育てていくということが改めて実感できました。
○おはなし会や図書館、消費者センターなど、普段聞くことのできない話を伺って大変勉強になりました。様々な立場の方々と連携して、子ども達の成長を支えていきたいと、改めて思いました。また、発表後の感想交流が有意義でした。
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■第8分科会 子どもの可能性を広げる取り組みV
○それぞれの発表、積極的な取り組みに感銘を受けました。子どもの健やかな成長は学校だけでは成り立たない。様々な人たち、NPO、民間諸団体、学校、行政が相互に携わって子ども達を支え励ます必要があると思います。この思いを共有してできることから取り組みたいと思いました。
○「さがみはらし子育てきずなメール」のお話を聞いて今後妊娠・出産をむかえる不安が少し解消されました。出産を控えている友人も多いため、教えてあげようと思います。なかなか外出ができない妊婦さんの気持ちに寄り添った素敵なメールだと思います。
○地域のいろいろな子ども支援を具体的に知ることができました。学校でできること、連携していけることなど子どもの支援のためこれからもしっかり考えていきたいとさらに感じました。
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■第9分科会 子どもの学びを広げる取り組み
○出前授業や校外学習で実施したい内容がたくさんあり、あらためて相模原市の特徴、良さが分かりました。ありがとうございました。
○相模原には、魅力的な教育機関が多く、是非学校教育に生かしたいと思いました。子ども達の知識が増えるだけでなく、人格を形成するための良い経験になると思います。貴重なお話をありがとうございました。
○蚕の話面白かったです。虫は苦手ですが、子どもが変わるなら育ててみたいなと思いました。
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■第10分科会 地域性を活かした子どもの育成
○今回の発表でこれまで知らなかった取り組みがたくさんあることを知り、とても学びが深まった発表会でした。様々な分野の方々が子ども達の教育に関わっていると知り、協力して子ども達を育てていきたいなと思いました。本日の発見を、これから活かしていきたいと思います。
○子ども達の健やかな成長のために、学校だけでなくたくさんの団体が尽力されていることがわかりました。諸団体と適切に連携を取りながら、教育活動を進めていきたいと思いました。
○それぞれの発表(発表者・地域・団体・学校等)は、相互のつながりも期待できるようなヒントがある内容でした。「地域で子どもたちが育つ、地域が子どもたちを育てる、学校との関わりが生まれる」を実感しました。
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