教育研究発表会                 戻る


ともに見つめ ともに創る 子どもの未来
平成30年度相模原市教育研究発表会 開催報告

 平成30年8月21日(火曜日)に、相模原市教育研究発表会を開催しました。
 市民会館など周辺5会場で10分科会を行い、市民の皆様、市立小学校・中学校の教職員、公民館、保育園、幼稚園、子ども園、高等学校、特別支援学校の職員など、午前と午後を合わせて1,367人の参加がありました。
 すべての発表が子どもたちの健やかな成長を目指し、積極的に取り組まれた研究・研修の成果や、教育実践の報告でした。発表をもとに協議を行う中で、子どもの教育に取り組む様々な立場の方々が交流し合い、お互いの役割や活動を理解し、連携を深める場、協力を広げる場となりました。

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分科会の様子の写真1分科会の様子の写真2

【参加者の感想】

■第1分科会 一人ひとりの育ちをつなげて見守る支援教育
○学区ではない小学校の先生がたとのディスカッションはとても有意義でした。楽しかったです。地域性の相違、学校内の組織の違いなど、興味がわきました。
○通常の学級における個別指導計画の有用性が学べました。提案された方法ならば、取り組んでみようと思う先生が増えるのではないかと思いました。学校に戻り、提案してみたいと考えています。
○いじめの未然防止、早期発見、早期対応のために、日常の気づきや職員間の同僚性を確実につくっていきたいと改めて考えました。
■第2分科会 輝く子どもの姿をめざした授業づくり 1
○道徳が「特別の教科」と言われている理由が分かり、自己を見つめることから他者の意見を参考にし、多面的、多角的にとらえさせることの必要性を知ることができました。
○市民の方、中学校の先生方と交流することを通じて、道徳科が目指すものは何か、改めて考えることができました。
○道徳についての今までの動きについて、今一度整理ができてよかったです。また、その内容を踏まえての実践研究を聞いたことで、明日からの授業に生かすことができます。
■第3分科会 輝く子どもの姿をめざした授業づくり 2
○田名小学校、田名中学校について体力向上の工夫が映像で見られたので、すごく分かりやすかったです。本校でも体力向上の取組をしていきたいです。
○中学校の先生との意見交流で、小学校における体力づくりの課題がみえてきました。
○校内研究主任という立場であることから、悩むことが多々ありますが、本日の発表はとても論理的で、大きなヒントになりました。
■第4分科会 輝く子どもの姿をめざした授業づくり 3
○タブレットを利用して、授業を行う方法を学ぶことができました。ぜひ、2学期の授業で実践し、生徒が楽しんで学習できるよう教材研究をしていきたいです。
○参加して、タブレットPCを使おうと思いました。まずは触ってみて、自分でやってみることが大切だなと思いました。
○タブレットPCの使い方について周りの先生方の話を聞けたことで、今まで考えつかなかった使い方が分かり、とても良かったです。
■第5分科会 いきいきとした組織づくりの実践
○ロールプレイをやって、具体的にコーチングの方法について考えることができました。言葉の大切さ、人を思いやる気持ちをもって、日々管理職としての責務を果たせるようにしたいと思いました。
○わたしはまだ若手の方ですが、発表を伺って、日頃の先輩の先生がたの私への声かけを通して、自分を育てていただいていることを改めて感じることができました。私は、子どもたちを中心にコーチングしていきたいと思いました。
○小学校の先生と話せて大変よかったです。中学校区は小学校との連携を、一層すすめなくてはならないと強く感じました。学力状況調査分析結果を基に、子どもたちの成長を願いながら対話し、学力向上に努めたいと思いました。
■第6分科会 子どもの可能性を広げる取り組み 1
○旭中学校の発表のような小学校と中学校の連携はどこの地区でも必須だと思います。まずは、小学校と中学校の風通しをよくするきっかけをつくりたいと思いました。
○幼稚園、保育園、小学校、中学校、特別支援学校等、様々な立場の方が揃い、交流できたことは貴重でした。また、このような機会があるとよいと思いました。
○相模原養護学校の課題提示の仕方を、今後の指導の参考にさせていただきます。
○自分の所属が小学校なので、幼稚園・保育園・中学校がどんな取り組みをしてどんなふうに子どもたちを育てているのかを知ることができました。今後、幼稚園・保育園で培ってきたことを小学校で応用できるような声かけをしていきたいです。
■第7分科会 子どもの可能性を広げる取り組み 2
○「子どもアントレプレナー体験キャンプ」「冒険遊び場プレイパーク」「紙芝居の取り組み」「読み聞かせ」と、初めて話を聞くことや、改めて学べたことがありました。新しい考えにつながるきっかけとなったので、学校現場で生かしていきたいです。
○第7分科会では、「子どもが子ども自身の力で学び、成長していくための大人のサポートをどうしていったらいいのか」という一貫したテーマで、とても興味深く参加することができました。
○昨年度まで、学校職員が発表する分科会に参加することが多かったのですが、各団体や高校生の発表を聞いて、新鮮であり、学びもたくさんありました。
■第8分科会 子どもの可能性を広げる取り組み 3
○地域や社会で子どもを支援する機関や取り組みについての情報をたくさん得ることができ、参加して良かったです。さらに学校との連携を深めていくことの必要性を強く感じました。
○1つのテーマを柱に、さまざまな視点、角度からのお話が聴けて勉強になりました。日々慌しい学校生活の中で、時には生徒からの態度や言葉にこちらが傷つけられることがあります。しかし、今日、発表者の話を聴き、子どもの純粋な部分、大人には小さなことに感じうる大きな悩みに気づくことができ、2学期から生徒の支えになれるよう頑張ろうと思えました。
○相模原の教育は、学校、教員だけではなく、様々な人々に支えられているのだと改めて感じるとともに、地域の連携の大切さについて考えるきっかけとなりました。
■第9分科会 子どもの学びを広げる取り組み
○幼稚園の園児の将来像を想像しながら発表を聞きました。将来必要なプログラミング力を見据え、幼児期に何ができるのかを考えながら保育していかなければならないと感じました。
○今回の研究発表の内容がキャリア教育とつながっているところが多かったように感じました。日本の向かう姿勢が見えてきました。
○産業構造改革、人工知能が社会を変え、教育が大きく変わっていくことを、おおいに学ぶことができました。プログラミング教育が宇宙やロボット産業につながっていき、子どもたちが未来を切り拓くことができるようにしなければいけないと思いました。
■第10分科会 地域性を活かした子どもの育成
○「社会に開かれた教育課程」の創造に向けて、地域や行政との連携を図るヒントが学べました。このように社会教育について学ぶことができる場があることは、教職員にとって、とても有意義だと思いました。ありがとうございました。
○皆様の子どもたちに対する思いが伝わり、とても感動しました。
○他の地域のPTA活動などについて知ることができてとてもよかったです。また、色々な人と話ができて有意義でした。