相原公民館 館長あいさつ
 
令和2年度 ご挨拶
相原公民館 館長 藤嶋直司
 日頃より、公民館活動にご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
 さて、新型コロナ感染はまだ終わりが見えない状況です。職員一同は感染防止に向けて最大限の努力をして、みなさんをお迎えし、活動を支援していますが、みなさんのご協力がなければ感染を防止することはできなせん。今までと同様に今後ともご協力をいただき、さらに新型コロナ感染防止をしていきましょう。
 感染防止対策の一つに、お互いに距離を保って行動することがあります。この距離について、こんなお話があります。
「二匹のヤマアラシ」(ショウペンハウエル「ヤマアラシのジレンマ」より)
冷たい冬のある日、二匹のヤマアラシは凍えるのを防ごうとして、ぴったりと体を寄せ合いました。だが、間もなく相手のとげが自分の体にささり、痛いので体を離しました。離れると寒くなり、くっつくと痛い。そういうことを繰り返していくうちに、お互いを傷つけずにすみ、しかもほどほどに暖め合うことのできる間隔を発見したのでした。
 ここから色々と考えられますが、その一つとして、自立することと相手に依存することの難しさがあります。私たちは、一人だと淋しくなり、誰かと一緒に居たいとか、助けて欲しいと思うことがあります。また別な時には、一人は気楽でいいと思ったり、他人は煩わしいと思ったりして、知らないうちに誰かを傷つけてしまうこともあります。幸せに生きていくためには、傷つけあわないで、一緒に過ごせる適度な距離を保つことが必要になります。双方に必要な適度な距離とは、お互いが心地よく感じる距離ですが、必ずしも一致するとは限らないので、お互いが相手を尊重して、努力することが必要になります。また、この距離は、零か百というような二者択一ではなく、その間を往復して調整しながら、お互いが話し合い、学びあって、見つけていく必要があります。この努力は、とても厄介なことかもしれませんが、自分の人生を楽しくするだけではなく、お互いが健康で幸せに過ごす為にも必要であり、大切なことであると思います。
 これからも続くと思う新型コロナ禍です。感染防止のためにも、相手との距離間は十分にあけて、心地よい距離感は出来るだけ近くにとり、心も体も健康で幸せな毎日を過ごしましょう。この距離感と距離間を大切に考え、みんなで一緒に、感染防止に取り組み、新型コロナ禍を笑顔で乗り越えていきましょう。
公民館職員は、今後とも「出会い・ふれあい・学びあい」を忘れず、安全で心地よい距離感を大切にして、皆さんと共に成長できることに大きな喜びを感じながら、精一杯努力してまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
令和2年8月1日
 
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