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元町観音元町観音

白瀧山高厳寺といって、元町自治会館に、
行基菩薩作の正観世音菩薩が祀られています。
毎年10月9日、19日、29日と9のつく日に縁日が開かれます。

宝暦9年(1759)ごろ、自治会館の西南の堂ヶ谷戸に旅のお坊さんが来て、一軒の農家に一晩泊めてください、とお願いしました。その家では養蚕をしていて寝るところもないくらいなのに気持ちよく泊めて、親切にしてあげました。お坊さんはお礼に、持っていた高さ90センチメートル位の観音像を取り出し、「この仏像を大切にお守りすれば、養蚕の仕事やお産にご利益がありますよ」といってその家の人にあげました。また、この家は鳩川のそばにあって、お坊さんは寝ているときに、川の流れの音を滝の音のように聞いたので、この家を出るとき、この地の山号を「白瀧山」と名付けるように言いました。

明治の末に現在の地に移され、地域の講中の人がお守りし、12年に1度
卯年に1ヶ月間ご開帳され、地元の人に卯年観音として、親しまれています。


  >>>上溝観音堂の徳本念仏塔  >>>地図:(場所は元町自治会館と同じです)

正面の扁額の拡大写真(うたの末尾に「かみみぞ」の文字が詠われています)
正面の扁額の拡大写真
(うたの末尾に「かみみぞ」の文字が詠われています)
上溝観音堂の徳本念仏塔上溝観音堂の徳本念仏塔
(相模原市登録有形民俗文化財)


側面に「文政四巳年」(1821)の銘があります。
主体部の高さ68cm、幅28cm、奥行き17cmです。
徳本は江戸時代後期に伊豆や関東の
各地に念仏を広めた僧です。徳本が近隣を
訪れた際に、各村々の念仏講がその特徴ある
書体で書かれた名号(*注)を求め、
それをもとに念仏塔を建てたとされます。
地域の念仏講や村の生活史を知る上で
貴重な資料です。平成16年4月1日に
相模原市が有形民俗文化財に登録した
13の徳本念仏塔のうちのひとつです。

(*注)名号:「南無阿弥陀仏」、念仏のこと
*** 地 図 ***
元町観音地図