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                                 館 長  中 村 洋 子
      
 木々の緑が一段と濃くなり、相模原のアジサイも色をつけ始めて、私たちの眼を楽しませてくれる時期になりました。夏日の日があり、肌寒い日もあったりで、体調管理に配慮が必要な季節でもあります。そんな中、大野南公民館に集われる皆さんは、笑顔がいっぱい、元気いっぱいです。日ごろの活動に心からエールを送りたいと思います。
 さて、6月1日を迎えて、とうとう公民館貸室有料制が始まりました。事務局側も初めてのことですので、何かとご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが、分からないことは、是非お気軽にお尋ねくださいますようお願いいたします。そして、これからも公民館の学習活動に積極的にお出かけいただいて、皆さんの地域活動の拠点として生かしていただきたいと思います。学級・講座は若干の材料費等は必要ですが、原則無料で参加できます。

 5月20日に行われた「利用者懇談会」において、相模原の公民館が大切に守ってきたことをお話いたしました。相模原の「公民館」の出発が、地域をよくしよう、そのために民主主義を学ぼう、自分たちの自治の力を磨こう、という先人たちの熱い思いから、住民の手で作られたこと。戦後の荒廃の中での人々の力強い思いが見えるようです。
 ところで、話は変わりますが、2011年3月11日午後2時46分発災した東日本大震災の被災地は、戦争とは違いますが、局地的でもありましたが、戦後の荒廃した国土でした。私には、そう見えました。福島第一原発事故は、ひろしま・ながさきにも通じるものがあります。地震は天災でしたが、そんな中でも、人災による被害拡大はたくさんありました。私たちの決断や知恵で防ぐことができた事例も本当にたくさんありました。また、「絆」の文字であらわされた、人々の助け合いの姿も話題になりました。
 今、遠く離れて暮らす私たちは、どうでしょうか? エレベーターを我慢したり、停電の中で食事をとったことも過去にしてしまっていないでしょうか。あの時の思いが、今の暮らしに生きているでしょうか? 「豊かさ」とは、どんなことをいうのでしょうね。自分の外にあるもの、「他者」にどんな思いを持って接しているでしょうか。
 私は、自分への疑いを持って、そんなことを皆さんと公民館で話したいな、と思っています。是非、公民館へお出かけください。