研修視察 2012

研修視察(JAXA相模原キャンパス・相模原市立博物館)を実施しました。

日時
2012(平成24)年  9月 7日(金)
場所

JAXA相模原キャンパス、相模原市立博物館

JAXA相模原キャンパスでは、広報の方にM-VロケットやM-3SⅡロケット、また、話題となた小惑星探査機はやぶさや、日本の宇宙研究のはじまりであるペンシルロケット等の説明をしていただきました。

こちらのペンシルロケットは実機で、相模原キャンパスでしか見ることができないものだそうです。今のロケットからすると、考えられないほど小さなろけっとですが、ここから日本の内委研究が始まったと考えると感慨深いものがあります。

広報の方が、はやぶさが故障により行方不明となった際、オイラーの方程式によりアンテナがこちらを向くチャンスを逃さず、無事はやぶさを帰還させるのに7年間費やしたという話から、何事も諦めずに、努力することが大事だとおっしゃっていたことが印象的でした。

続いて、相模原市立博物館に移動しました。博物館では、天体望遠鏡とプラネタリウムを見学した後、学芸員の方に館内の展示物を案内していただきました。

こちらの天体望遠鏡は40cmのパラボラ状の鏡が入っており、児童で星とピントを合わせることができるそうです。残念ながら当日は雲がかかっており、天体望遠鏡でも星や太陽を観測することができませんでしたが、通常は入ることができないという天体観測室を見学することができ、貴重な体験となりました。

県内最大というプラネタリウムでは、その時期に観測できる星や星座を詳しく説明していただきました。心地の良い音楽と声でしばし、くつろいでしまいました。

最後に、館内の展示物を案内していただき、相模原の地層や歴史、文化に触れることができました。

JAXA相模原キャンパス、相模原市立博物館ともに盛りだくさんの内容で、有意義な研修視察となりました。