研修視察 2014

研修視察(ノジマメガソーラーパーク、南清掃工場)を実施しました。

日時
2014(平成26)年  9月18日(木) 14:20~
場所

ノジマメガソーラーパーク(さがみはら太陽光発電所)、南清掃工場

はじめに、ノジマメガソーラーパークを、相模原市環境政策課 奈良さんに案内していただきました。

一般廃棄物の最終処分場跡地の有効活用として、近年注目される再生可能エネルギーの普及拡大を目的に、相模原市が株式会社ノジマと協働でメガソーラーの事業を始めたそうです。
年間の発電量は、約178万kWh(一般家庭約500世帯に相当する分)を想定しています。また災害時にも、太陽が出ていれば最低限必要な電力を発電することができるとのことでした。

次に、相模原市南清掃工場 関山さんに南清掃工場の施設を案内していただきました。
南清掃工場は平成22年に建て替えられ、焼却システムの性能が高まったことにより、従来に比べ半分程度の処理物しか残らなくなったそうです。
また、焼却後に出た「アルミ」や「鉄」については再利用し、「スラグ(*)」についても一部、道路に混ぜる等の形で、再利用されています。
現在、相模原市では「レモン1個分ダイエット」と称し、1人が1日に出すゴミを、レモン1個分の重さである約100gを目標にしようという活動を行っているとのことでした。

(*)スラグ…焼却灰を高温で再処理し、体積を小さくしたもの

どちらの施設においても、予約の上、見学することが可能です。
ゴミの処理や、最終処分場のあり方について考えるべき時が来ている今、将来を担う児童・生徒にも、ぜひ見て考えてもらいたい施設だと感じました。