実務研修会 2017

実務研修会を開催しました。

日時
2017(平成29)年 12月13日(水) 14:00~17:00
会場

相模原市立産業会館

◆「学校事務職員の職務と役割 ~期待される事務職員像~」
(厚木市立厚木中学校学校事務職員 中谷泰久氏)

今年の実務研修会では、講師に厚木市立厚木中学校学校事務職員中谷泰久氏をお招きして、「学校事務職員の職務と役割~期待される事務職員像~」をテーマに、「心をひとつに挑戦しよう!『かながわの学校事務』~求められる学校事務職員であり続けるために~」というレポートをもとに学校事務職員の機能と役割についてお話をいただきました。 

自分自身の職務について、今を見つめこれからを考えさせられるような内容の講演でした。

◆「所得税関係事務」について
(教職員給与厚生課給与班 主査 内山智弘氏)

休憩をはさんで、教職員給与厚生課主査内山智弘氏を講師にむかえ、「所得税関係事務」についてのお話をいただきました。

税制改正により見直された、配偶者控除及び配偶者特別控除の控除額等の改正の概要と、それに伴う事務手続きに関しての説明がありました。

◆相事研業務改善研究委員会 研究内容報告
(業務改善研究委員会委員)

次に、今年度発足した業務改善研究委員会から研究内容報告がありました。
日頃の業務を進める中での問題点を改善することで、よりよい業務を行えるようにすることを目的として研究を進めており、例えば出張命令票の記入例作成や、自家用自動車で出張した場合の算定距離の見直し等を行っているとのことでした。実際の業務に繋がるような具体的な形を今後作成していくとのことでした。

◆第35回 政令指定都市学校事務職員研究協議会 定例会参加報告
(相事研役員会)

最後に、相事研役員より8月17日、18日に横浜市で行われた「第35回政令指定都市学校事務職員研究協議会定例会」の参加報告がありました。
政令市移管後の各市における職務内容や研修・研究の状況、今後の課題や必要な取り組みについての報告がありました。


政令市への税財源移譲からまもなく一年が経とうとしています。移譲を通して、学校事務職員とはどういう仕事なのだろうか、と改めて自身の役割や学校での在り方などを考えさせられました。現状を共有し、専門性を高め、個人あるいは全体が課題を見つけ対応していく。それが学校事務の資質向上に繋がるのだと再認識出来る良い機会となりました。