講演会 2018

講演会を実施しました。

日時
2019(平成31)年  2月 8日(金) 14:00~17:00
会場
相模原市立総合学習センター
内容
「学校における働き方改革について~これからの時代に求められる学校事務職員の役割~」
講師

元横浜市立市ヶ尾小学校校長 現横浜市立馬場小学校学校事務職員
落合 孝 氏

今年度の相事研講演会では、落合孝氏を講師にお迎えし、「学校における働き方改革について~これからの時代に求められる学校事務職員の役割~」をテーマに、「学校事務職員としての働き方改革」を考えていくお話をいただきました。

講演では、働き方改革とはどのような立場の人も一人一人がやりたいことを実現出来る職場環境を目指すことだとし、そのためには学校の総合力を高めることが鍵をにぎっており、そこに学校事務職員としてどのような意識や役割が求められているのかというお話がありました。

横浜市での教職員庶務事務システムの導入や人事任用制度などから見えてくる学校事務職員自らの働き方改革のためのビジョンと、総合力向上のために事務職員として持つべきアイデンティティを育むことが、組織に対しての創造力になると語られていました。そしてその実践を学校全体に行きわたらせることが、生き生きと働く学校づくりに繋がっていくとのことでした。

講演の後は、グループに分かれて「相模原市はこれからどうしていくべきだと思うか」というテーマでディスカッションを行いました。横浜市の庶務事務システムのことや学校に対しての自身の働きかけ方などについて意見交換がされました。講師も各グループの中に入り、近い距離感で意見を交わすことができ、とても貴重な時間となりました。

働き方改革という観点から学校事務職員を考えると、今求められている能力やこれから目指していく姿が見えてきました。今回の講演を受け、さらに各々が創造し能動的に働きかけていくことが、まずは改革の一歩となるように感じました。