実務研修会を開催しました。

今年の実務研修会では、相事研役員による政令指定都市学校事務職員研究協議会定例会の参加報告が行われました。

報告では、各政令市における学校事務領域の現状やこれからの課題、先進事例などの共有が図られました。

学校を取り巻く環境が変化するにつれ、職務標準の見直しや庶務事務システムの導入など、各自治体がそれぞれの取り組みを行っていると説明がありました。その中で、相模原市の学校事務職員としてどうあるべきなのか、一人一人が現状について考え、これから何をしていくべきか改めて見直す機会となりました。

その後５、６人のグループに分かれて、「他政令指定都市の実情から見える相模原の現状と課題～そしてこれから～」をテーマにディスカッションが行われました。

報告の中でも登場した「共同学校事務室」や「学校組織マネジメント」などいくつかのキーワードが提示され、各個人が抱く現状の課題やこれからの不安など、様々な意見が交わされました。グループによって、取り上げたキーワードやテーマに対する視点がそれぞれ異なっていたことに、私たち学校事務職員が果たすべき役割の幅広さや可能性を感じました。

よりよい学校経営のために私たちが果たす役目とは何なのか。幅広いがゆえに不安を抱くこともありますが、大きな可能性に向かって常に成長し自身を高めていかなければと、気が引き締まる研修会となりました。