講演会 2019

講演会を実施しました。

日時
2020(令和2)年  2月10日(月) 14:00~17:00
会場
相模原教育会館
内容
「これからの相模原『の』教育 変わること 大切にすること ~求められる学校事務職員の役割~」
講師

学校教育課 企画指導・支援班 担当課長
宮原 幸雄 氏

今年度の講演会では、宮原幸雄氏を講師にお迎えし、「これからの相模原『の』教育 変わること 大切にすること ~求められる学校事務職員の役割~」をテーマにお話いただきました。

人口減少、少子高齢化、AIの発展等が現代社会を取り巻く中で、子どもたちにとって必要な教育とは何か?という問題提起から始まりました。時折、参加者たちに質問を投げかけ、一緒に考えるスタイルで、宮原氏のお話にどんどん惹き込まれていきました。将来に生かせる知識・技能の習得など、新しい時代に求められる資質・能力を育てるために、相模原の教育がどのように変わってきているのかをわかりやすく説明してくださり、現状の理解がより深まりました。

小中一貫教育などの新しい取り組みが増え、小学校については新学習指導要領の実施も直前に迫っており、教員への負担が増えている・・・。そこで学校事務職員に求められている役割は、マネジメントだと教えていただきました。

事務作業を効率化させるためのファイリングシステムの構築や、備品管理意識の醸成など、教員の状況を理解している学校事務職員だからこそできる支えをしてほしいとのことでした。

講演後、「講演会を受けての自分の考えや思い、明日からできること(個人・学校として)」をテーマに、グループディスカッションを行いました。購入したものがどう使われているか授業を見に行くなど、「今後より積極的に教員とコミュニケーションを取っていきたい」という意見や、「予算に関することは伝え方に工夫が必要だ」という悩みなど、幅広い内容の意見交換を行うことができました。宮原氏も各グループを回ってくださり、その場で質問にも答えてくださいました。

最後にいくつかのグループが話し合った内容を発表しました。さまざまな意見を聞くことができ、とても充実した研修会となりました。


業務改善研究委員会 活動報告

続いて、業務改善研究委員会より今年度の活動報告がありました。
各種様式の見直しや新たなツールの作成を中心に、取り組んできた現在までの進捗状況や、今後の課題について発表されました。

研究のひとつである「学校最寄り駅・バス停一覧」は、土地勘のない異動先や出張先の最寄り駅・バス停を確認する際の参考資料として、今後有効活用できそうです。

参加者からも、「業務改善・効率化に向けて、様々な取り組みをしていたことを改めて認識し、一会員としてありがたいことだと感じた」といった声が上がっていました。