7月(年間事務処理)

1学期が終わります

4月からスタートした1学期もゴールが見えてきました。7月下旬から子どもたちが夏季休業に入ることから、学校ではその期間を利用し研修会や備品点検、該当校は校舎等の大規模改修を行います。

○備品点検

学校事務職員の仕事のひとつに備品の管理があります。備品といってもグランドピアノや給食室の業務用冷蔵庫など大きなものから、手のひらサイズのポータブルオーディオプレイヤーまでさまざまで、原則として取得価格が1万円を超えるものが対象になります。

備品点検は備品が正しく使えるか、数はあるか、壊れている箇所はないか等と確認します。壊れている場合、修理するのか廃棄するのか判断します。

普段も備品を使う際に状況を確認していますが、多くの学校で夏休みを利用してすべての備品を点検します。実施方法は集中的に全教職員で行う、各教科で分担して夏休み期間中に各自行うなど、学校により様々です。

学校事務職員は備品点検に向け、夏休み前から備品一覧を作成するなど準備を行います。

○本監査(該当校)

監査に該当している学校では、5~6月の準備調査に続き、本監査があります。本監査は監査委員・監査委員事務局職員・教育委員会各課担当・校長・副校長・学校事務職員が出席します。
準備調査の内容を踏まえ、次に、校内をまわりながら監査委員が監査を行い、その後監査委員から監査結果の伝達、講評があります。
学校事務職員としては、少し緊張する場面です。